トマト加工品について

トマト加工品について

トマトの種類

 トマトにはサラダなどにして食べる「生食用トマト」と、ジュースやケチャップなどの原料となる「加工用トマト」があることをご存知ですか?

 このふたつ、まず栽培法に違いがあるんです。「生食用トマト」の畑は露地やビニールハウスの中にあり、茎を支える支柱が並んでいます。それに対し「加工用トマト」の畑はどこも露地にあり、真夏の太陽をいっぱいに浴びられるよう、茎が地を這うようにして伸びているのです。もちろん収穫できるのは夏だけ。

 これで「加工用トマト」により多くの栄養が含まれていることがわかるのではないでしょうか。トマトジュースやトマトケチャップの「赤」は着色料などの人工的な色ではなく、太陽の恵みの色なのです。

トマト栽培

完熟トマトは栄養価がさらにアップ。

 加工用トマトと生食用トマトの違いは、品種、栽培方法だけでなく、栄養成分にもあらわれます。トマトの栄養分は完熟時にピークに達するからです。

 たとえば、トマトの赤はリコピンの色で、熟して赤くなったトマトほど多くのリコピンを含んでいます。真っ赤に熟してから収穫する加工用トマトは、完熟前に収穫する生食用トマトと比較すると、リコピンは約3倍、β-カロテン、ビタミンCは約2倍、食物繊維は約1.5倍も多く含まれているそうです。

トマトの断面図

加工用トマトは栄養いっぱい

  「加工用トマト」はリコピンやβカロテン、ビタミンC、食物繊維などを「生食用トマト」より多く含んでいます。これらの栄養がぎゅっと詰め込まれたトマト加工品は生野菜にも負けない健康食品。

 また生のトマトは冷蔵庫で保存しても次第に栄養が失われてしまいます。常温保存では2~3日で3割以上のビタミンCが減少してしまうのもあるほど。生食用トマトは長距離輸送を経て店頭に並ぶことも多いので栄養素の多少の減少には目をつぶらざるを得ません。

 しかし「加工用トマト」は収穫したその日のうちに加工品になりますから、栄養成分が優れているのは当然。またリコピンやビタミンEは熱に強いので栄養価が必要以上に壊れている心配もありません。

加工用トマトと生食用トマトとの栄養成分の違い
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